派遣先の紹介予定派遣紹介料国が負担へ

厚生労働省は2014年度から紹介予定派遣を使った就職支援を始めます。

2013年春に卒業した大学生の就職率は4月1日時点で93.9%で、卒業しても就職が決まらない若者の就職を後押しする考えです。

exclamation紹介予定派遣とは?

 派遣期間(最長6ヶ月)終了後、派遣労働者本人と派遣先企業双方合意のもとに社員となる働き方です。一定期間派遣で働くことで実際の仕事内容や職場の雰囲気を知ることができます。企業側も正社員として雇う前に能力や適性を見分けられ、お互いミスマッチを防ぎやすくなります。

 アメリカでは、以前から普及している制度で「テンプトゥパーム」などとよばれており、約4割を占める採用方法として定着しています。

 日本では、平成22年に紹介予定派遣により派遣された労働者は、約3万9千人、そのうち約2万3千人が直接雇用に結びつきました。尚、紹介予定派遣を通じて正社員として雇用された割合は、約7割と高くなっています。

 厚生労働省は、この支援を、3年間の委託事業とし、全国5地域で人材派遣会社が受け入れ先の発掘を行い、派遣先での正社員就職が成立した場合、通常は派遣先企業が派遣会社に支払う紹介料を国が負担するとしています。

 この制度を使って3年間で1万5千人規模の正社員就職につなげたいと考えており、必要経費を2014年度予算の概算要求に盛り込むとしています。